La.Kizuna 犬との絆 文京区小石川 極上ふわふわ手作り石鹸 愛犬と癒される

2021/04/12 18:26

キィ達と3歳違いのアミチャン、俗にいう幼馴染

私はキィ達が3歳の頃からフードなどに疑問を持ち、白内障なんて

ずっと先の話と思っていたけど、こんな可愛いくりくり瞳が白く濁るなんて

年を重ねて行くうちに犬の延命をさせたいと思ってきた

いづれお空に逝く時は病気でなく老衰でお別れしたい

それにはどうしたら良いだろう、白内障も避けるにはどうしたら良いだろう

獣医学も学び動物関連の勉強は一通りしてみたいと思うようになったのがキィ達が、6歳の頃

お隣アミチャンのママは私より何代も犬を飼われていた

中には白内障にもならず16歳でお空に逝ってしまった話も聞いた

だから同じようにしているだけと私の話もまったく聞かない

確かに添加物を沢山食べていても老衰まで生きる子もいるだろう

それは遺伝的な物なども含まれる

病気もしない子もいる、内臓が比較的強い子も居れば、弱くて癌になってしまう子もいる

アミチャンのママは毎日鶏ささみを茹でて冷蔵庫に丼ぶりいっぱいにストックしている

それを添加物いっぱいのフードに沢山乗せる、あるときキィア達がパピーの時

お隣に置いて遊ばせていたことがある、どんぶりいっぱいのささみを食べさせられてすごい下痢をしたことがある

犬は何でも食べてしまうんだ、沢山はあげないで欲しいと言うと

大丈夫大丈夫、アミチャンはそれで育ったかもしれないけど我が家は違うんだから

慣れてないからやめてねと言ってもまた食べさせる

常に下痢をしてしまった時に、余りにも酷いので病院に行かせたら点滴を受ける事になり、死なせる気かと獣医に怒られた

実はお隣でと話をしたら もう行かせないほうが良いとまで言われた

余り食生活が偏っているのでお野菜スープやマグロジャーキーなどを手作りして

アミチャンに食べさせたことがある、余計なことなんだけど

アミチャンはママの手作りと添加物に慣れてしまっているので

それ以外は口にしなくなっていた

それ以来 怖いのでお付き合いはしないようにしている

ある時アミチャンを見掛けた、可愛かったお目めが真っ白になっている

私は白内障になって眼球摘出した子も知っている

白内障の次は緑内障も学んだ、

どうしてその前に考えることをしないのか

白内障が生じて来ると

犬の特殊感覚にも衰えが来るのだ

いわゆる老化現象の始まり

 

そして月日が経過し 私はアミチャンママとは お隣で居ながら

まったく付き合いも無くなっていた

 ◎2020年にコロナ感染が広がり、お隣ママも仕事を余儀なくされて

毎日自宅で籠る毎日

ある晩 我が家の玄関のドアが明けられる音がした

そこには知らない洗濯物がカゴに沢山入って置かれていた

警察に届ける前にマンションの管理さんに相談してからと

ひとまず洗濯物をそのままにして玄関のカギを締めた

そしたらあみちゃんのママは靴で我が家のドアを外から叩き

洗濯もの返せと喚いていた。

次の朝 管理人さんに洗濯物を置かれたことを話に言った

そこで聞いたことは、ほぼ毎日救急車に運ばれいるらしい

ママは認知症を患っていた

そこで頭を過ぎったのは、アミチャン16歳、猫のマー君18歳のこと

ごはんも与えないお散歩も行かせない、そしてママを入院させてしまった

ある日 犬のアミチャンが私を見て追いかけて来た

アミチャンが私に助けてと言った。そう聞こえた。

真っ白で手入だけは怠たらなかったのに毛色が薄黒くなり

白内障が進み、脱毛症があちこち生じていた

私は管理人さんにアミチャンとマー君を私に預けるように息子さんに頼んでと話した。安楽死させるなら私が引き取りますと断言した。

 それから息子さんらしき人が出入りしするようになった

犬には全く興味が無い人には犬の事が分からない

そしてアミチャンは消息不明になった

そして間もなく お隣のおばちゃんアミチャンのママは田舎に返されてしまいました

今も尚 気がかりなのはアミチャン16歳とマー君18歳のこと

どこかで元気で居てくれる事を願う

ごめんね アミチャン助けて上げられなくて。