2020/08/19 16:34
この時期、夏になると思い出す
2年前の7月にララは乳腺腫瘍を宣告されました
手術を選択したくない私はララを見守ってくれる獣医さんを探しました
病院は お店から歩いて40分程、お友達わんこに病気が発症してから、2週間でお空に
逝ってしまったことから、私は 病院には週に一度通うと決めました
家から坂を登り東京大学正門から20分程 東京大学病院方向に歩いて行くと 近道だと
分かり文京区に住み続けて30年間も行ったことのない 東京大学構内をお散歩しながら
通院する事にしました
そこで思い出したのが2015年東京大学弥生キャンパスの構内に渋谷ハチ公と
飼い主だった上野教授の銅像が設置されたこと
私は一度東京大学のハチ公を是非見たかったので、8月の暑い夏に通院がてら
弥生キャンパスのハチ公銅像に会いに行きました
キィアとララも一緒に!!
東京渋谷駅前の有名なハチ公のお話
実は飼い主は東京大学上野教授の愛犬でした。
ところが上野教授がハチ公を迎え入れてから2年程で飼い主の上野教授は亡くなってしまいました。
ハチ公は飼い主が急死した後も、渋谷駅に毎日かよって、死ぬまで10年間も待ち続けました素敵な悲話は数名なお話
そして街をさまよってハチ公が亡くなったのは12歳の時、東京大学農学部によって
その後解剖されました
胃の中には焼き鳥の串が2本残されていました
弥生キャンパス門の左手にはハチ公と上野教授の銅像
右手の低層階の建物の中にはハチ公の解剖された臓器などを見る事が出来ます
有名な安田講堂がある本郷キャンパスはいつも観光バスなどが止まり
構内もとても賑やかですが、弥生キャンパスは人けもなくむしろ郊外に訪れたような
静かな緑地、その中に上野教授とハチ公が抱き合う寸前の銅像です
私は、やっと逢えた二人は 天国の虹の橋を渡る 手前のお花畑と想像しています.
上野教授とハチ公の銅像を 見ていると涙が 出てきて溜まりませんでした.
ララが生きている頃は 何回も この場所に来て 東京大学の四季の訪れを感じる事が出来ました.
夏になると毎日通い続けた東大構内、今の私にはハチ公と上野教授の傍で
一日中泣いて過ごしてしまうことでしょ
今は まだ行くことの出来ない東京大学弥生キャンパス
元気だった あの頃のララ
あれから まだ2年の月日、なのに…ララは傍には居ないんだよね